生生流転

IMG_8097

IMG_6222

IMG_4830

IMG_4831

IMG_4827

IMG_4828

IMG_7326

IMG_4829

IMG_4832

IMG_4821

IMG_4820

IMG_4816

IMG_4610

IMG_2156

個展のタイトルを「生生流転」としたのは、これまで無常観を表現してきた自分にとっての一つの着地点といえる言葉だと思ったからだ。世の中には、変わらないものは何一つないといわれていて、それは形あるものも、無形の・・・人の気持ちや感情にもいえることだとされている。あらゆるものは絶えず移ろい変化していく。それはその通り、間違いないと思う一方で絶対に変わらない、変わってほしくないものへの願いや憧れは消えない。消えないからこそ、やはりあらゆるものが変化、進化、刷新していくのだろう。
今回、個展のメインモチーフを林檎にした。林檎は、古くから世界中の芸術家にとってモチーフのアイドル的存在であり、芸術を志す者は誰もが一度は描いたり作ったりした経験があるだろう。世界中の芸術家は、林檎を通して何かを見つめ、何かを表現してきた。それは哲学であり宗教であり現象学であり二元論であり唯物論であり認識論であり・・・、「美術作品に観る林檎論」だけで何時間も議論ができる。
では、はたして今の自分は林檎に何を投影することができるだろうかと考えた。林檎を通して何を表現することができるだろうか。その答えが今回の作品群であり、結果として、自分の一つの着地点、そして再スタート地点となったように思う。

IMG_4823

IMG_2356

IMG_2219

IMG_4824

IMG_0954

IMG_8964

IMG_9749

柱 柳ヶ瀬高島屋南商店街

柳ヶ瀬を何十年も支えてきた柱。
現在までに2回塗り重ねられてきたということがわかる。
自分には、経年劣化によりはがれた塗膜がなんとも美しく、かっこよく見えた。
何も付け加えず、塗膜を削ることで表現した。

この商店街は再開発により今年中に更地になる。
ありがとうございました。

柱201802

柱201803

柱201804

柱201805

柱201806

柱201807

涼を愛でる

IMG_0547web

IMG_4074web

IMG_9083web

7月21日〜8月7日まで横浜市のf.e.i art galleryで開催されたグループ展「涼を愛でる」に参加した。
香りと煙をテーマに、東京香堂さんのお香を使用したお香立てや、夏らしい作品をガラス作家、陶芸家、書の3人の作家が展示するという企画。
最終日に在廊させていただいた。
真夏ですごく熱い日だったが、ギャラリーに展示されていたどの作品もとても涼しく心地よい空間を演出していて、気持ちよかった。
ご来場いただきありがとうございました。

個展終了

felizweb01
felizweb02
本巣市にあるカフェ、アトリエフェリスでの2日間の個展が終了した。
短い期間でありましたが、多くのご来場をいただきましたことをお礼申し上げます。