個展 生生流転

omote

atena01

個展 「生生流転」
2018年11月1日(木)〜11日(日)※5、6、7日は休廊日です
13:00~19:00(最終日は17:00)

Gallery White Cube
〒460-0002 名古屋市中区丸の内2-15-28 ビッグベン丸の内4階
ウェブサイト http://gwc-nagoya.jp/
Phone (090) 6595-0867
Email post@gwc-nagoya.jp

1979年岐阜県の寺院に生まれ,東京藝術大学美術学部彫刻科在学中に僧侶となる.
様々なかたちで人の死を見つめ続け,同時進行的に自己の死生観を美術作品として表現してきた.藝大卒業の14年後,名大大学院教育発達科学研究科で教育人類学を学んだことで,僧侶としての生き方と芸術家としての生き方が重なり合ってきたことを深く感じる.
30代最後の個展は,「白」と「黒」の空間で生生流転を表現する.

FOUR FOR

IMG_7358web

常滑のギャラリーでの4人展に参加した。
4名とも東京芸術大学彫刻科出身であり、自分にとっては学生時代から尊敬する先輩たちとの初めての展示だった。
先輩たちと話していると、美術家であるということの広く深い意味を考えさせてもらえるなあ。

願成寺古墳群美術展 室内展示「ある形」

ganjoujiweb

IMG_8897web

来年開催される願成寺古墳群美術展出展作家におけるプレ展示に参加した。
自分は野外展示にずっと憧れを持っている。
しばらく和紙を使って制作していたことで屋外展示は避けていたが、今回は自分にとって改めて、「屋外に展示すること」に向き合う機会となった。

飯高観音節分会

IMG_9972
岐阜、東濃屈指の霊場である飯高観音(萬勝寺)で開催される節分会で画×書×太鼓による即興ライブパフォーマンスをおこないます。

●2月3日 萬勝寺本堂にて
パフォーマンスは14時40分から13時20分●
和パフォーマンスユニット
【本来無一者〜ほんらいむいちもん〜】
画:木全 靖陛(岐阜)
書:中島 法晃(岐阜)
太鼓:露木 一博(東京)
それぞれのジャンルで国内外を拠点に活躍する三人の表現者。その三者がこの節分会にて初のコラボユニットを結成。その場の即興で生み出されるそれぞれの魂の表現を体感して下さい。
萬勝寺さんは臨済宗妙心寺派の寺院で、ご本尊は僕の大好きな千手観世音菩薩です。自分が所属する寺とは宗派は異なりますが、自己の内にいる鬼を見つけ、内省し、新たな1年の良き幕開けとなるようなパフォーマンスにしたいです。

飯田観音(萬勝寺)
岐阜県恵那市山岡町馬場山田175

芸術家のオートエスノグラフィー「clas」

名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」で個展をします。

「芸術家のオートエスノグラフィー」
名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」
名古屋市千種区不老町
6月6日(火)〜16日(金)
10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会期中無休、入場料無料、予約不要

http://www.ilas.nagoya-u.ac.jp/clas/

2014年に名大大学院に入学し、「研究」が何なのかもわからないまま勢いで修論を書いた。後期博士課程に進学し、あっという間に今年でD2。
人生の全部を研究対象としたことで、時代や文化に包摂された自己の思想、死生観、アイデンティティを見つめ直すことになった。
今回の個展では、幼児期の作品から、芸大時代の作品、新作2点の展示と、研究をまとめたパネル展示を行います。

11日(日)13時からパフォーマンスおよびギャラリートークを開催します。
clas0606web

坊主と博士

bouzutohakase_omote

DSC_3927web

DSC_9129web

DSC_9167web

IMG_6843web

美術展覧会「坊主と博士」が終了した。
美術博士号を持つ彫刻家森田太初と、光輪寺僧侶であり美術家でもある私が新たな試みとして2016年に組んだ美術ユニット「坊主と博士」。
東京藝術大学彫刻科の先輩後輩にあたる2人が大学を出て、各々彫刻家および美術家として日々研鑽を積み、出会いから20年たった節目の今年に、お互いの持つ宇宙観や死生観をぶつけ合いながら、1人では持ち得なかった彫刻表現の可能性を探り出そうとする展覧会だ。

今後も己を追究していく。

間の構造

ecorweb

間の構造ー虚空をよみとるー
2月1日〜16日 小川敦生,中島法晃,安原成美
17日〜3月5日 尾形純,鮫島大輔,澤本幸子
場所:岩崎ミュージアム・ギャラリー
住所:横浜市中区山手町254
tel:045-623-2111

http://www.iwasaki.ac.jp/museum

間の構造DMweb

https://theta360.com/s/b6thMflJAgqjHUZgfQR7PdEQ8

個展

015

祈り

恋愛

私は2011年頃から、和紙を使用した制作を始めた。岐阜の美濃和紙との出会いが影響している。
和紙はあたたかみがあり、柔らかく、脆さを内包しつつも、私にとっては力強さのようなものを感じ制作していた。
そして、月日とともに作品が風化していく様子が、私の死生観を満たしてくれていた。
2015年夏に渡仏し、ポートフォリオを片手に画廊を巡った。
そこで和紙作品画像をみた何軒かの画廊主人から、「保存はどうするの?ガラスケースに入れて展示しなさい。」という言葉を投げかけられた。
「作品を買う」ということは、「作品を保存する」ということなのかもしれない。
たしかに、私の作品が持つ「風化」という刹那性と、「保存」の概念は対極にあるように思う。
一方、油絵の具で描かれた作品は、劣化しつつも何百年も先の人々を喜ばせることができる。
初めてモナ・リザを観た時は、画面に塗られたその色彩の美しさに感動した。
今回、初めての試みとして、和紙に油絵の具を染み込ませたものを素材として造形した。
まるで生きながら自らでその歩みを止めてしまうような、そんな感覚に陥りながら、それでもこれらの作品がこの先どのように変化していくかが楽しみでもある。

芸術家のオートエスノグラフィー

IMG_7747

 芸術家としての行き詰まりを感じていた頃、「研究」という言葉に出会った。そして、オートエスノグラフィーという手法を知った。この手法との出会いは、美術作品制作において、初めて使用する素材を試す時と似ていた。
 私は2014年に名古屋大学大学院に入学し、今年1月に修士論文を提出した。
 この論文は、美術業界で成功した有名芸術家が書いたものではなく、決して有名ではない地方の芸術家が、現在までの自己について記述したことに意義があると考えている。芸術家である私は、オートエスノグラフィーという人類学の手法を用いて自己を分析し、記述したことで、芸術家として「書く」という行為の困難さを知るとともに、書くことでそれまで言語化されなかった多くの情報を得る機会となった。さらに、人間の根源にある普遍的な本能のひとつとして、美術表現の可能性に新たな興味をもつことになった。今後の研究において私は、芸術活動をする人間としての本能の根源を探るために、自らの芸術活動を通したオートエスノグラフィーを継続していきたいと考えている。
 自己の制作概念を理論化し、言葉によって説明することが求められている現代美術業界において、現在の自分の立ち位置を理解しているということは、芸術家にとって非常に大事なことであり、それだけでも自分にとって意義があるものとなった。
 「記述すること」を、日本で活動する多くの無名芸術家もしくは美術大学生たちに推薦したい。自己を客体化し、様々な文脈に基づいて分析、考察することで、自分の考えを整理することができるし、作品に対して明確な根拠を示すことが可能になるからである。一方で、芸術家が書く論文をアカデミックなものへ昇華させるためには相当の論理的思考を必要とする。その思考は、芸術作品を制作するものとは異質なものであるということを追記したい。しかし、芸術と科学は通ずるものがあると漠然とであるが感じている。

 本論文は将来的に書籍化を意識して書いたものであり、現代を生きる芸術家のありのままの実態を伝えたいという思いから始まった。これを読むことで、当たり前ではあるが中島法晃の美術作品を鑑賞する際に深い理解の手助けになるであろう。また、社会一般においては、まだ世には出ていないが、全国各地で自己を追求しながら活動しているであろう、芸術家と重ね合わせて読むことで、多様な形で存在する芸術家に目を向けるひとつのきっかけとなれば幸いである。
 

Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

個展やります。六本木!

中島法晃「芸術家のオートエスノグラフィー」展
・会期
2月1日-13日 ※日曜、祝日休廊(お間違えのないようよろしくお願いします)
11時-19時(最終日は17時まで)
・会場
Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
東京都港区六本木7-8-9深作眼科ビル1F・B1

http://www.f-e-i.jp/exhibition/1895/

大学を卒業して岐阜に帰郷した約12年前、「次東京に来る時は招待作家として個展をやる時だ。」と決意していたことが、遠い昔のように思えるし、最近のようにも思える。鏡を見ると、やっぱり昔のことだと気づく。

修士論文にも書いたが、岐阜での作家活動の展開は非常に厳しく、特別な才能があるわけではない自分にとって、ここまで継続してこれたことは奇跡的なことだと思っている。両親に感謝したい。
地方を拠点に活動する中で多くの葛藤と向き合いながらも、信じられないぐらいたくさんの仲間ができて、地域の人たちと美術を通して関わることができて、今では様々な場所で絆を感じることができている。

バリバリ活躍している大学の同期や後輩たちより少し遠回りをしてきたかもしれないけど、今回初めて東京で個展を開催できることになりましたよ。ありがとうございます。

論文執筆のため、制作時間が限られてしまったという悔しさもあるけど、搬入日ギリギリまで集中して制作します。
展示作品はすべて、先日名古屋大学に提出した修士論文を印刷した和紙を使用した彫刻作品になります。
多くの人にお越しいただけることを願っています。
よろしくお願いします!
dmomote

dmura